「オリックス-楽天」(21日、ほっともっとフィールド神戸) オリックス・頓宮裕真捕手が7点を追う九回の攻撃で、小孫から後頭部に死球を受けた。一時は担架が運ばれてきたが、自分の足でベンチへと戻っていった。 1ボールから小孫の投じた144キロ…

 「オリックス-楽天」(21日、ほっともっとフィールド神戸)

 オリックス・頓宮裕真捕手が7点を追う九回の攻撃で、小孫から後頭部に死球を受けた。一時は担架が運ばれてきたが、自分の足でベンチへと戻っていった。

 1ボールから小孫の投じた144キロ直球が左耳付近のヘルメットに直撃。その場で倒れ、うつ伏せでしばらく動けなかった。トレーナーやコーチらが駆けつけた中、上体を起こして正座する格好となり、状態を確認。その後、ゆっくりと立ち上がり、歩いてベンチに下がった。

 小孫は危険球退場となった。頓宮は交代し、代走の元が送られた。

 球場は騒然。しばらく動けなかった頓宮を、スタンドから両手を握ったり合わせたりして、心配そうに見つめるファンの姿もあった。