「陸上・トワイライトゲームス」(21日、AGFフィールド) 男子800メートルが行われ、6月末の日本選手権で史上2人目の高校生優勝を果たした落合晃(17)=滋賀学園高=が、1分48秒28で優勝した。 大学生たちを抑えてスーパー17歳が堂々…

 「陸上・トワイライトゲームス」(21日、AGFフィールド)

 男子800メートルが行われ、6月末の日本選手権で史上2人目の高校生優勝を果たした落合晃(17)=滋賀学園高=が、1分48秒28で優勝した。

 大学生たちを抑えてスーパー17歳が堂々の走りを見せた。1周目を3番手で追走すると、ギアが上がった2周目は残り200メートル付近で先頭に。そのまま後続との差を広げ続けて快勝した。

 自身の走りには「勝ち切れたというところは良い評価ができる」とうなずき。「今回は日本記録を狙っていたので、そこを出せなかったのは悔しいところではある」と目標の1分45秒75を更新できず、少し悔しそうな表情も見せた。

 女子の同種目で、16日の記録会で1分59秒93の日本新記録を樹立した久保凛(東大阪大敬愛高2年)については「久保さんが1分台で勝ったことですごく刺激をもらいました」と発奮材料になっていたようで、「『今度は僕が日本記録で』ということはすごく意識した」と今回のレースに強い意欲を持って臨んでいた。