「阪神-広島」(21日、甲子園球場) 阪神が27イニングぶりに得点した。 1点を追う三回、先頭の梅野が左翼線二塁打で出塁。西勇はスリーバント失敗で1死となるが、続く近本が四球を選んだ。一、二塁の好機で打席に入った中野はカウント1-2からの…

 「阪神-広島」(21日、甲子園球場)

 阪神が27イニングぶりに得点した。

 1点を追う三回、先頭の梅野が左翼線二塁打で出塁。西勇はスリーバント失敗で1死となるが、続く近本が四球を選んだ。一、二塁の好機で打席に入った中野はカウント1-2からの4球目を左翼線にはじき返し、二走・梅野を迎え入れた。

 阪神にとっては17日・巨人戦(東京ド)の五回2死一、三塁で渡辺が中前適時打を放って以来の得点だった。

 続く森下は三ゴロに倒れ、2死一、三塁となったが、ここから阪神打線が爆発する。佐藤輝の右前適時打で勝ち越すと大山、前川、木浪の4連続適時打で九里をKO。さらに代わった河野から梅野がこの回2安打目となる中前適時打を放ち、5連続適時打で6点を奪った。

 阪神は17日・巨人戦の六回から24イニング連続無得点でこの試合を迎え、一、二回に得点できず連続無得点は今季ワーストの26イニングに伸びていた。

 二回には広島に1点を先制された。