(21日、第106回全国高校野球選手権滋賀大会3回戦 虎姫2―0大津) 大津は1989年の創部以来、滋賀大会で初のベスト8をめざした。だが、虎姫に競り負けた。 捕手の久保颯也(りゅうや)主将(3年)は「必ず逆転できる」と仲間を鼓舞し続けた…

 (21日、第106回全国高校野球選手権滋賀大会3回戦 虎姫2―0大津)

 大津は1989年の創部以来、滋賀大会で初のベスト8をめざした。だが、虎姫に競り負けた。

 捕手の久保颯也(りゅうや)主将(3年)は「必ず逆転できる」と仲間を鼓舞し続けた。

 初戦の2回戦でシード校の比叡山に勝った。昨秋の県大会ではコールド負けを喫していた。「強い高校を倒すために大津に来た。あきらめないことを学べた」

 この日は土井将靖(まさやす)投手(同)と強気の配球で臨んだ。部員はマネジャーを含め25人。「厳しいことも言ったが、最後まで付いてきてくれた」。仲間への感謝の気持ちでいっぱいだ。(平岡和幸)