「ドジャース7-6レッドソックス」(20日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は九回1死二塁と一打サヨナラの好機で、申告敬遠された。今季6個目で、本拠地は大ブーイングがわき起こった。 この回、先頭のK・ヘルナンデスがレッドソックスの…

 「ドジャース7-6レッドソックス」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は九回1死二塁と一打サヨナラの好機で、申告敬遠された。今季6個目で、本拠地は大ブーイングがわき起こった。

 この回、先頭のK・ヘルナンデスがレッドソックスの守護神・ジャンセンに追い込まれながらも、浮いたボールを完璧にとらえた。打球は美しい放物線を描いて左翼席に飛び込む同点ソロ。確信歩きの一撃に、ナインは大興奮。一気に試合を振り出しに戻した。

 その後、1死二塁となって大谷が打席に入ったが、レッドソックスベンチは敬遠を選択。大谷は表情を変えることなく一塁へ歩いた。だがスミス、フリーマンが相次いで倒れ決勝点を奪えず。試合は延長戦へと突入した。

 さらに延長十一回1死一、三塁の場面でもレッドソックスベンチは申告敬遠。大谷は打席に入らずネクストから一塁へ歩いた。1試合2敬遠は今季初。直後、スミスがセンターへサヨナラ打を放ち、大谷は二塁ベース付近から歓喜の輪に加わっていた。