「ドジャース-レッドソックス」(20日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は1点を追う六回先頭の第3打席で左中間を破る二塁打を放った。 右腕・ベイヨの変化球にタイミングが合わず、一ゴロ、三邪飛に仕留められて迎えた打席。初球のチェンジ…

 「ドジャース-レッドソックス」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は1点を追う六回先頭の第3打席で左中間を破る二塁打を放った。

 右腕・ベイヨの変化球にタイミングが合わず、一ゴロ、三邪飛に仕留められて迎えた打席。初球のチェンジアップにバットは空を切った。2球目はしっかりと見極め、3球目の外角ツーシームも見送った。カウント有利となり、甘く入ったスライダーを一閃。打球は181キロと驚異のスピードで遊撃の定位置付近にいた三塁手の横を抜け、あっという間にゴロで左中間フェンスに到達した。これには本拠地のファンも驚きの声があがり、騒然となった。

 これで後半戦は2試合連続で二塁打をマーク。前半戦から5試合連続安打となった。その後1死一、二塁からT・ヘルナンデスの2球目にダブルスチールを仕掛ける場面もあったが、ファウルに。あわや牽制死のシーンもあった中、ヘルナンデスの右前打で一気にホームへ生還。試合を振り出しに戻すと、ドジャースタジアムは大歓声に包まれた。さらにパヘズの犠飛で試合をひっくり返したドジャース。五回まで苦しめられていたベイヨを見事に攻略した。