「ロッテ2-10日本ハム」(20日、ZOZOマリンスタジアム) 15安打10得点と打線が爆発し4連勝。日本ハム・新庄監督は「選手はどのピッチャーが来ようが苦手意識はない。勝ってるでしょ、ロッテさんに。だから自信を持って打席に立っている」と…

 「ロッテ2-10日本ハム」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 15安打10得点と打線が爆発し4連勝。日本ハム・新庄監督は「選手はどのピッチャーが来ようが苦手意識はない。勝ってるでしょ、ロッテさんに。だから自信を持って打席に立っている」と攻撃陣をたたえた。これで今季ロッテとの対戦成績は11勝5敗1分けとなった。

 0-0の二回。3安打で1死満塁とすると、伏見の中前2点適時打で先制。1死一、二塁からは、奈良間が150キロの直球を左翼線へ運び適時二塁打を放った。4-2の四回にも1死二塁から奈良間が中前適時打。五、六回にも打線がつながりロッテを突き放した。

 2安打2打点を挙げた奈良間は遊撃のレギュラーを狙う。二回の守備では、佐藤の強い打球に飛びつきアウトに。「できること、やるべきことができた。守備は一番最初に大事にしている」と声を弾ませた。

 指揮官は「チームを(流れに)乗せてくれる。しっかり打ったしね。打つより守備がものすごくでかかったですね」と若武者の奮闘に目を細めた。貯金3とし、前半戦の貯金ターンは確定。勢いこのままに、まずは2位・ロッテの背中を追う。