「明治安田J1、神戸3-3名古屋」(20日、ノエビアスタジアム神戸) 今季最大のピンチに立たされた神戸は、2試合連続引き分けとなった。試合は劣勢で進み、1-2の後半44分に途中出場したMF山内が同45分、左サイドを駆け上がって同点ゴール。…

 「明治安田J1、神戸3-3名古屋」(20日、ノエビアスタジアム神戸)

 今季最大のピンチに立たされた神戸は、2試合連続引き分けとなった。試合は劣勢で進み、1-2の後半44分に途中出場したMF山内が同45分、左サイドを駆け上がって同点ゴール。土壇場で同点に追い付くと、追加タイムに後半途中出場のDF菊池がヘディングで勝ち越し点。喜びもつかの間、終了間際にPKで同点に追いつかれた。

 ケガで離脱中のDF酒井、MF井出、MF汰木、FW宮代に加え、この日はMF山口もベンチ外。ここまで全23試合に出場してきた主将も欠場し戦力ダウンが否めない中、守備のほころびから先制点を与えた。前半22分、DFトゥーレルのパスミスでゴール前に転がったボールを、相手FWパトリックにたたき込まれた。MF佐々木がヘディングで同点ゴールを決めたが、しかし後半9分にはMF稲垣にシュートを決められ再びリードを許していた。

 吉田監督は「ホームで勝ち点3欲しかったが、もったいない試合だった。失点も、自分たちの判断ミスからだったし、3点とも防げた。もう一度謙虚な姿勢で全員でやらないと」と勝てる試合を引き分けたことを反省した。