「阪神0-1広島」(20日、甲子園球場) 阪神は延長戦の末に敗れ4連敗。0-0の十一回の守備では無死一塁で投前バントを処理した富田が一塁悪送球、一塁ベースカバーに入った二塁・中野が三塁悪送球と、ミスが重なって無死二、三塁とピンチを拡大し決…

 「阪神0-1広島」(20日、甲子園球場)

 阪神は延長戦の末に敗れ4連敗。0-0の十一回の守備では無死一塁で投前バントを処理した富田が一塁悪送球、一塁ベースカバーに入った二塁・中野が三塁悪送球と、ミスが重なって無死二、三塁とピンチを拡大し決勝点を奪われた。試合後、岡田彰布監督は「何にもいうことないよ。ほんまに」と嘆き、最近の試合でやってはいけないミスが続くチームを「何もないわ、もうホンマ。信じられへん、俺は」と繰り返した。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇  ◇

 -ああいう展開になると一つのミスが。

 「なんにもない。何にもいうことないよ。ほんまに」

 -最後の守備もいろいろなところで歯がゆさが残る。

 「だからいうことないって。もう。言葉がないわ」

 -昨日に続いて。

 「そんなんずっとやんか。この前の東京ドームから。やってはいけないことって、なぁ。チームの方針やん。それをまだやるんやもんな。何もないわ、もうホンマ。信じられへん、俺は」

 -相変わらず見えないところで。

 「そんなんいっぱいあるよ。見えないところってわかるやろ?見とったら。見えてるで。そんなのは」

 -終盤のチャンスで走者を送れていれば。

 「だから見えてるやんか、みんな。なんのミスかわかるやん」

 -及川は久々の先発で頑張った。

 「頑張ってるよ、ピッチャーは頑張ってるやんかお前、そんなのは。当たり前のことやんか」

 -いい当たりがファウルや正面にいったりもしたが。

 「それはしょうがないやんか、そんなもん、正面行くんやから。それで惜しかったなんてプロやねんから済まされへんやんか。いてないとこ打ていうことやんか、そんなもん、惜しかったなんてないよ、プロにはお前。頑張りましたもないよ、高校野球違うんやから」

 (自ら)

 「何の言葉もない言うてるやんか」