「阪神0-1広島」(20日、甲子園球場) 広島が延長戦を制して3連勝。甲子園で6連勝年1961年の球団記録に並んだ。0-0の延長十一回無死満塁、小園の中犠飛で決勝点を奪った。 試合は大瀬良とは真・及川の投手戦となった。大瀬良は四回1死まで…

 「阪神0-1広島」(20日、甲子園球場)

 広島が延長戦を制して3連勝。甲子園で6連勝年1961年の球団記録に並んだ。0-0の延長十一回無死満塁、小園の中犠飛で決勝点を奪った。

 試合は大瀬良とは真・及川の投手戦となった。大瀬良は四回1死まで完全投球を披露。そこから大山、前川に連打を浴び、1死一、二塁のピンチを招く。ここで梅野を内角のシートで詰まらせ、狙い通りの三ゴロ併殺打に打ち取り、力強く右手を握った。

 六回も安打と菊池の失策で1死一、二塁とするも、中野を二直。森下を右飛に打ち取りピンチを脱した。結局、7回4安打無失点の好投を見せた右腕。5勝目は手にできなかったが、防御率を0・82まで良化させた。

 打線は六回まで及川の前に3安打に封じられると、七回は石井、八回は桐敷の前に三者凡退。投手陣をなかなか援護できず、試合は進んでいった。