「阪神-広島」(20日、甲子園球場) 阪神・佐藤輝の二塁封殺に、ベンチの岡田監督が唖然とした表情を浮かべた。0-0の七回1死二塁、前川の右翼への飛球を広島・野間が完全な捕球体勢に入ったがグラブに当てて落球した。 一塁走者の佐藤輝はハーフウ…

 「阪神-広島」(20日、甲子園球場)

 阪神・佐藤輝の二塁封殺に、ベンチの岡田監督が唖然とした表情を浮かべた。0-0の七回1死二塁、前川の右翼への飛球を広島・野間が完全な捕球体勢に入ったがグラブに当てて落球した。

 一塁走者の佐藤輝はハーフウエーで待機したが、野間がフライを捕球したと思ったのか一塁へ帰塁しかけた。直後、落球と分かって二塁へ向かったが、野間からの二塁送球にはまったく間に合わずアウトに。前川の打席結果はライトゴロとされた。

 テレビ中継で解説を務めた岡義朗氏は「完全に(一塁)ベースまで帰ってしまいましたからね。捕球するまではある程度、ハーフウェーに離塁して、捕球を確認してから一塁に帰らないとダメなんだけど。ちょっと目きりが早い、判断は早すぎたなと」と指摘した。