「明治安田J1、町田1-2横浜M」(20日、国立競技場) 首位町田は前半の2失点が響き、12位の横浜Mに敗戦。リーグ戦7試合、約1カ月半ぶりの黒星を喫し、連勝が3で止まった。 パリ五輪代表のFW藤尾、累積出場停止のオ・セフンを欠く町田はFW…

「明治安田J1、町田1-2横浜M」(20日、国立競技場)

 首位町田は前半の2失点が響き、12位の横浜Mに敗戦。リーグ戦7試合、約1カ月半ぶりの黒星を喫し、連勝が3で止まった。

 パリ五輪代表のFW藤尾、累積出場停止のオ・セフンを欠く町田はFWデューク、FWエリキの2トップで臨んだ。一方、横浜Mはキューウェル監督が解任されて以降、初の試合。暫定監督のジョン・ハッチンソン氏が指揮を執った。

 試合は0-0で進み前半30分ごろ、MF下田がペナルティーエリア内でハンドを取られPKに。これをFWアンデルソン・ロペスに冷静に決められ先制を許した。さらに同43分には左サイドを崩され、最後はグラウンダーのクロスに反応したMF天野に押し込まれて2失点目。前半だけでの2失点は、6月1日の新潟戦以来だった。

 後半に入り、ここまで左サイドバックで全試合フル出場していたMF林に変えて、湘南から期限付き移籍で加入したDF杉岡を投入するなど何とか打開を試みる。同40分にデュークのゴールで一点差に迫ったが、その後は得点を奪えず。クラブ史上最多となる4万6401人の観衆の前で、首位の強さを見せられなかった。