「阪神-広島」(20日、甲子園球場) 阪神の及川雅貴投手は自己最長の6回を投げ、3安打無失点の好投を見せた。 初回は2死から連打を浴びたが、上本を空振り三振。二回から五回は1四球こそ与えたが、無安打に抑えた。六回は2死から野間に安打を打た…

 「阪神-広島」(20日、甲子園球場)

 阪神の及川雅貴投手は自己最長の6回を投げ、3安打無失点の好投を見せた。

 初回は2死から連打を浴びたが、上本を空振り三振。二回から五回は1四球こそ与えたが、無安打に抑えた。六回は2死から野間に安打を打たれて、二盗も許した。それでも、4番の小園を二ゴロ。87球の熱投で防御率リーグトップの大瀬良と白熱の投げ合いを演じた。

 前回先発の5月24日・巨人戦(甲子園)では五回途中に左中指のマメの影響で降板。中継ぎで2試合連続無失点と結果を残し、再びめぐってきたチャンスで力を示した。

 六回の攻撃で代打を送られて降板。代わって出場の野口が左前打で出塁し、菊池の失策で1死一、二塁とした。しかし、中野は二直。森下は右飛で勝ち投手の権利をつかむことはできなかった。