(20日、第106回全国高校野球選手権福岡大会準々決勝 近大福岡1―0九州国際大付) 「うまくいきすぎ」。自らそう感じるほどの快投だった。近大福岡の主将、田辺周投手(3年)が、昨年の王者で優勝候補の九州国際大付を被安打2で完封した。 スロ…

 (20日、第106回全国高校野球選手権福岡大会準々決勝 近大福岡1―0九州国際大付)

 「うまくいきすぎ」。自らそう感じるほどの快投だった。近大福岡の主将、田辺周投手(3年)が、昨年の王者で優勝候補の九州国際大付を被安打2で完封した。

 スローカーブで緩急をつけ、低めのスライダーと速球で仕留めた。味方の好プレーにも支えられ、スコアボードにゼロを並べた。

 5四死球を反省し、自己採点は「80点」。チーム初の甲子園出場を勝ち取るため、「次もゼロで抑えたい」。(山本達洋)