「中日3-4巨人」(20日、バンテリンドーム) 中日は先発のメヒアが試合を作れず連勝を逃した。それでも最終回に巨人・大勢を攻略して1点差に迫り、中田翔内野手が4番復帰後初タイムリーとなる適時二塁打を放つなど、収穫も得たゲーム内容だ。 4点…

 「中日3-4巨人」(20日、バンテリンドーム)

 中日は先発のメヒアが試合を作れず連勝を逃した。それでも最終回に巨人・大勢を攻略して1点差に迫り、中田翔内野手が4番復帰後初タイムリーとなる適時二塁打を放つなど、収穫も得たゲーム内容だ。

 4点を追う七回だった。先頭の福永が左前打で出塁すると、続く中田が右中間を真っ二つに破る適時二塁打。19日に1軍に復帰し、2試合目で響いた快音。4番の一打で反撃ムードは盛り上がり、後藤の二ゴロ間で追加点を奪ったが、以降のチャンスは逃した。

 先発のメヒアは初回、三回と四球が絡み序盤で3点のビハインドを背負った。五回途中3失点でKOされると、2番手の橋本が六回に下位打線の連打からピンチを招き、丸にタイムリーを浴びてダメ押しの1点を失った。

 それでも2点を追う九回、2死から岡林の適時打で1点差に。あきらめない姿勢を示したが、反撃及ばず中日は再び借金「7」となり、首位から7ゲーム差。4強の争いに食らいついていくためにも、カード勝ち越しで前半戦を終えたい。