「高校野球高知大会・2回戦、明徳義塾4-2土佐塾」(20日、春野総合運動公園野球場) 春夏通算42度の甲子園出場を誇る明徳義塾が苦しみながらも初戦突破。激戦で足がつる選手が続出した中、1勝をもぎとった。 明徳義塾は二回に先制するも、直後の…

 「高校野球高知大会・2回戦、明徳義塾4-2土佐塾」(20日、春野総合運動公園野球場)

 春夏通算42度の甲子園出場を誇る明徳義塾が苦しみながらも初戦突破。激戦で足がつる選手が続出した中、1勝をもぎとった。

 明徳義塾は二回に先制するも、直後のイニングで連続タイムリーを浴びて逆転された。その後、四回、五回と1死満塁の好機を生かせず。四回は強攻策で快音が響かず、五回はスリーバントスクイズを敢行したが三振併殺となってしまった。

 それでも六回、代打・松井の犠飛で試合を振り出しに戻すと、七回に里山の中越え適時二塁打で勝ち越しに成功。最終回は2死一、二塁と同点のランナーを背負うピンチを招きながらも逃げ切った。

 土佐塾はエース・安岡が五回まで1失点の好投。六回には足がつるアクシデントもあり、1死三塁のピンチを招いたところで降板した。最後はあと一歩及ばなかったが、試合後の整列では明徳義塾の選手たちと健闘をたたえあっていた。