(20日、第106回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 東大阪大柏原5―4八尾) 八尾の応援席では、「煌」の1文字をかたどった応援幕が選手たちを後押しした。 マネジャーが1文字を考えて応援幕を作るのは毎年のこと。今回は3年生の石崎夕月(ゆづ…

 (20日、第106回全国高校野球選手権大阪大会3回戦 東大阪大柏原5―4八尾)

 八尾の応援席では、「煌」の1文字をかたどった応援幕が選手たちを後押しした。

 マネジャーが1文字を考えて応援幕を作るのは毎年のこと。今回は3年生の石崎夕月(ゆづき)さんと岡田杏奈さんが手がけた。2500羽の折り鶴に糸を通していて、1年間かけて作ったという。

 「煌(きら)めき」の文字に決めたのは、「練習を頑張ってきた成果として、結果を出して輝いて欲しい」と願ったからだ。

 試合は九回までリードする展開。勝利まであと少しだった。石崎さんは「ベンチから思わず応援の声を叫んじゃうほど、最後までみんなが輝いて見えました」。応援席にいた岡田さんは「遠くから見ているのに一人ひとりの笑顔が見えた。負けちゃったけど、楽しそうでした」と話していた。(滝坪潤一)