阪神は20日、高橋遥人投手と川原陸投手、佐藤蓮投手を支配下登録すると発表した。高橋は背番号「29」、川原は「92」、佐藤蓮は「98」となった。 佐藤蓮は20年のドラフト3位で阪神に入団。同期には佐藤輝や伊藤将、村上、中野らがいる。同じ佐藤…

 阪神は20日、高橋遥人投手と川原陸投手、佐藤蓮投手を支配下登録すると発表した。高橋は背番号「29」、川原は「92」、佐藤蓮は「98」となった。

 佐藤蓮は20年のドラフト3位で阪神に入団。同期には佐藤輝や伊藤将、村上、中野らがいる。同じ佐藤姓の輝は「おめでたいですね。同級生で同期でうれしいです」と笑顔。報道陣に背番号を逆質問し、98番だと知ると「しぶっ!」と独特の表現で喜んだ。

 川原は長崎の創成館出身。同級生の野口は「良かったぁ」と自分のことのように喜んだ。「一緒に1軍でプレーできるように、お互いに頑張っていきます」と誓い、取材では5度も「良かったぁ」と口にした。

 岩崎は「チーム岩崎」として、オフに3人と合同自主トレをしていた。「上で投げないと支配下になった意味がない。ここからさらに頑張らないと。慢心することはないと思いますけど、より一層頑張るぐらいの感じでやってもらいたい」とリーダーとして、厳しくも愛のあるエールを送った。

 平田ヘッドコーチは2軍監督時代、主に指導していた川原と佐藤蓮に「厳しくなるな」と愛情を込めた一言。「俺はファームの時から言ってるけど、支配下になるってことはそれだけ厳しい状況になる。それは彼らもわかってるだろうし、喜んでる場合じゃない。厳しくなるってことが前提になってくる。今、蓮も陸もファームではそこそこの成績を残している。1軍で活躍するための支配下なんだから、その辺は厳しくなるよ」と“親心”を見せた。