「ドジャース4-1レッドソックス」(19日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は1点を追う八回の第4打席で左翼へエンタイトル二塁打を放った。その後、フリーマンの逆転グランドスラムを呼び込み、後半戦開幕を白星で飾った。 この回、先頭の…

 「ドジャース4-1レッドソックス」(19日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は1点を追う八回の第4打席で左翼へエンタイトル二塁打を放った。その後、フリーマンの逆転グランドスラムを呼び込み、後半戦開幕を白星で飾った。

 この回、先頭のバルガスが四球で出塁した。しかし続くテイラーはフルカウントから内角低めのストレートに見逃し三振を喫した。1死一塁となりレッドソックスはピッチャーをスイッチ。左腕・ベルナルディーノを投入した。

 ここまで3打席連続三振を喫していた大谷。ベンチ前で初対戦となる相手の特徴をチェックし、初球の外角直球を左翼線へ運んだ。打球はエンタイトル二塁打となり好機を拡大した。

 その後、スミスは申告敬遠され、フリーマンが内角低めの変化球を右翼席へ運んだ。今季2本目となる15号グランドスラムに大谷はホームで出迎えた際に絶叫。本拠地は盛大なフレディコールに包まれた。

 直前の守備では左翼・バルガスが好プレー。1死一塁から左飛を捕球すると、一塁へノーバウンドの大遠投。スタートを切っていた一塁走者が帰塁する際にスライディングをしないボーンヘッドもあり、併殺で流れを引き寄せていた。

 チームは最終回を抑えて勝利。前半戦最後の2試合はまさかの展開で敗れていたが、連敗をストップし、後半戦へ勢いがつくような1勝を挙げた。