第106回全国高校野球選手権大会の開会式で代表校のプラカードなどを持って選手を誘導する「式典誘導係」の選考結果が19日、発表された。男子生徒1人、補欠2人を含む計67人の生徒が選ばれ、8月7日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する大会…

 第106回全国高校野球選手権大会の開会式で代表校のプラカードなどを持って選手を誘導する「式典誘導係」の選考結果が19日、発表された。男子生徒1人、補欠2人を含む計67人の生徒が選ばれ、8月7日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する大会を支える。

 式典誘導係は1949年の第31回大会から甲子園球場の地元、西宮市立西宮高校の女子生徒が務めてきたが、大会を主催する日本高校野球連盟と朝日新聞社が昨年、性別を問わずに募集することを決めた。

 前回の記念大会では男子生徒6人が選ばれ、歴代優勝校旗を持つ担当や抽選会のアシスタントを担った。

 今年の選考会には2年生118人(うち男子生徒9人)が臨んだ。選ばれた男子生徒1人は抽選会のアシスタントを担う。

 3学年上の姉も誘導係だったという重見和奏さん(17)は、歴代優勝校旗を持った前回の記念大会に続き2年連続で選ばれた。「私は高校野球が大好き。地方大会をみて気持ちを高め、しっかり選手をサポートしたい」と声を弾ませた。(真常法彦)