「ロッテ1-2日本ハム」(19日、ZOZOマリンスタジアム) 一球に泣いた。ロッテ・小島が七回までノーノー投球も、八回にソロを被弾。9回2失点で7敗目を喫し、「どっちのホームランも防げたので、チームに申し訳ないです」と肩を落とした。 初回…

 「ロッテ1-2日本ハム」(19日、ZOZOマリンスタジアム)

 一球に泣いた。ロッテ・小島が七回までノーノー投球も、八回にソロを被弾。9回2失点で7敗目を喫し、「どっちのホームランも防げたので、チームに申し訳ないです」と肩を落とした。

 初回は3三振を奪う最高の立ち上がりで、三~七回は三者凡退。徐々に球場のボルテージは上がっていた。だが、0-0の八回。先頭の石井にカウント3-1から147キロ直球を右翼席へ運ばれた。快挙まであとアウト六つから一振りで先制を許すと、険しい表情を浮かべた。

 九回2死からは郡司に真ん中高めの直球を左中間へ運ばれると、膝に手をついた。2安打がともにソロ本塁打となったが、吉井監督は「試合終盤で(打者)三回り目だったから仕方ない。小島は責められない」と左腕をかばった。