「ヤクルト-DeNA」(19日、神宮球場) ヤクルトの村上宗隆内野手が五回、14試合ぶりのアーチで勝ち越しに成功。巨人・岡本和に並ぶリーグトップタイの16号弾だった。 4点のビハインドを追いつき、迎えた五回だった。1死走者なしで村上が打席…

 「ヤクルト-DeNA」(19日、神宮球場)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が五回、14試合ぶりのアーチで勝ち越しに成功。巨人・岡本和に並ぶリーグトップタイの16号弾だった。

 4点のビハインドを追いつき、迎えた五回だった。1死走者なしで村上が打席に向かうと、3ボールからの4球目だった。目の覚めるような衝撃音で打球を捉えると、瞬く間に右翼席へ。「3ボールだったので、思い切って絞って打ちました」と6月29日以来の一発で、苦しむ主砲が自らをも鼓舞する一撃で笑顔を見せた。

 村上は18日の練習の際に、「勝つと(チームの雰囲気は)明るくなりますし。ケガ人も多い中で、しっかりチーム一丸となって頑張れたら」と前を向いていた。