「大相撲名古屋場所・6日目」(19日、ドルフィンズアリーナ) 幕下の取組でアクシデントが発生した。 大野城(高田川)に寄り倒された長内(高砂)が土俵下に転落。最後まで逆転を狙って粘った分、後ろ向きにもんどり打って倒れた。なかなか起き上がれ…

 「大相撲名古屋場所・6日目」(19日、ドルフィンズアリーナ)

 幕下の取組でアクシデントが発生した。

 大野城(高田川)に寄り倒された長内(高砂)が土俵下に転落。最後まで逆転を狙って粘った分、後ろ向きにもんどり打って倒れた。なかなか起き上がれず、親方衆が心配そうに集まる中、救急救命士らにストレッチャーに乗せられた。花道から下がる際には、場内から励ましの拍手が起こった。

 高砂部屋付きの若松親方(元幕内朝乃若)によると、以前に痛めていた首を再び痛めたといい「首が痛いと言っている。手も足も動くというし、話はしっかりできている」と説明。「首は怖いので、すぐに病院に行った方がいい」との言葉通り、速やかに到着した救急車で病院へ向かった。

 高砂部屋では、幕内朝乃山が4日目に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負ったばかりだった。