「OB一打席対決」登場の高橋由伸さん「現実を叩きつけられました」 巨人一筋で通算1753安打を放った高橋由伸さんが、16日に「OB一打席対決」に登場した。お馴染みの登場曲が流れる中、かつての本拠地でもある東京ドームの左打席へ。背番号「24」…

「OB一打席対決」登場の高橋由伸さん「現実を叩きつけられました」

 巨人一筋で通算1753安打を放った高橋由伸さんが、16日に「OB一打席対決」に登場した。お馴染みの登場曲が流れる中、かつての本拠地でもある東京ドームの左打席へ。背番号「24」のユニホーム姿でバットを構えると「由伸はいまだに現役選手の風貌で目がバグる。美しいなぁ」「由伸さん体型全然変わってなくない!?」とファンが驚いている。

 巨人-阪神戦前に「伝統の一戦〜THE CLASSIC SERIES〜」の関連企画として阪神OBの井川慶さんと行われた「OB一打席対決」。現役時代の対戦成績は94打数21安打、打率.223、6打点で、この日は3ボール以降はボールカウントが増えない“特別ルール”の中、8球目に空振り三振を喫した。

“敗戦”に「自分の現実を叩きつけられました」と話したが、スタンドから大歓声を浴びると帽子を取って爽やかな笑顔で「ありがとうございました」と応じた。

 1997年ドラフト1位で慶大から入団。ルーキーイヤーから126試合に出場して打率.300をマークし、ゴールデングラブ賞を受賞した。その後も卓越した打撃技術で2度のベストナインに輝くなど「天才」と称され、通算1753安打、321本塁打をマーク。2015年限りでユニホームを脱いだ。

 現役引退から9年が経ち、49歳になっても変わらぬ姿に、ファンは「やっぱいつまでもジャイアンツのプリンスだよあなたは」「やっぱ由伸カッコいいなあ」「王子様由伸」「相変わらずスリムな由伸いっそ現役復帰して代打ぐらいなら出来そうな気も」などと盛り上がっていた。(Full-Count編集部)