JFAは18日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のバックアップメンバーのうち、MF佐野航大(NECナイメヘン)について「所属クラブとの協議の結果、招集を見送る」と発表した。佐野に代わって、MF植中朝日(横浜M)がバックアップメンバーとしてチ…

 JFAは18日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のバックアップメンバーのうち、MF佐野航大(NECナイメヘン)について「所属クラブとの協議の結果、招集を見送る」と発表した。佐野に代わって、MF植中朝日(横浜M)がバックアップメンバーとしてチーム帯同する。

 その他のバックアップメンバーは柏のGK佐々木雅士、磐田のDF鈴木海音、東京VのMF山田楓喜の3人となる。

 佐野は、30代女性への性的暴行をしたとして警視庁に不同意性交容疑で逮捕された元日本代表MF佐野海舟の弟。

 JFAは当初、五輪日程がIW期間外となることも考慮してバックアップメンバーは大会で帯同しないとしていたが、11日に国際サッカー連盟(FIFA)が選手入れ替えの規則を変更したことで、バックアップメンバーの帯同を決定した。

 佐野に代わって代表に帯同することになった植中はクラブを通じて「日本の勝利のために、少しでも自分が力となって、チームのために全力を尽くしてきます」とコメントした。