19日に東京ドームで開幕する第95回都市対抗野球の前夜祭が18日、東京都内のホテルで出場32チームの監督らが参加して開催された。全監督が壇上で抱負を語るとともにトヨタ自動車OBで元ヤクルト監督の古田敦也さんが駆けつけゲストスピーチを行った…

 19日に東京ドームで開幕する第95回都市対抗野球の前夜祭が18日、東京都内のホテルで出場32チームの監督らが参加して開催された。全監督が壇上で抱負を語るとともにトヨタ自動車OBで元ヤクルト監督の古田敦也さんが駆けつけゲストスピーチを行った。

 古田さんは「1988年と1989年の2年だけですけども2回とも出場させてもらっています。その時は東京ドーム元年で本当に新しい時代をこれから迎えるという時に参加させていただいたのを覚えております。トーナメントですし会社や地域のプレッシャーを感じながら野球をする。ただ、そういうプレッシャーを感じるというよりはですね、期待されてなんぼ、期待に応えてなんぼと思ってますので、健闘していただくこと期待しております」とエールを送った。

 続けて「トヨタ自動車出身なんですけど、先ほどディフェンディングチャンピオンということで強いチームみたいな感じで出てきましたけど、実は89年に僕が出たときが初勝利です。トヨタ自動車も今ではちょっと強いって言われてますけど、はっきり言いまして東京のチームとかに馬鹿にされながら野球やってました。僕らのころはそんな中、なんとか1つ勝って喜んで、2つ勝って喜んで、その後ですごい歴史を作ってくれた。この95回というのも大きな長い歴史があって今回はどんなチームが新しい歴史の1ページを作ってくれるのか、期待しています。頑張って下さい」とユーモアをまじえながら思い出も披露した。