第106回全国高校野球選手権地方大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は、愛媛大会に出場した東予を取りあげます。(17日、第106回全国高校野球選手権愛媛大会…

 第106回全国高校野球選手権地方大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は、愛媛大会に出場した東予を取りあげます。

(17日、第106回全国高校野球選手権愛媛大会1回戦 東予0-16西条=5回コールド)

■■東予・皿海拓生監督

 野球をやって得るものは、とてつもなく大きい。反骨心であったり、感謝の気持ちであったり。一番は、しんどいときに踏ん張る力や。

 終わらん試合はない。(四回裏は)ノーアウト満塁から点が入って、また点が入って。でも、どこかで流れが変わる。(四回裏は)ピッチャーフライで終わった。「コールドで負けた。野球やってきても意味なかった」じゃない。得たものが絶対ある。

 ベンチに入ってても入ってなくても、ここで背番号をつけて、応援を受けてプレーできることはどれだけ幸せなことか。

 これからの進路決定、人格形成。きょうの試合が役に立てばいいなと思います。

 3年生はお疲れさまでした。=今治市営(広島敦史)