8月下旬に開幕するパリ・パラリンピック大会への出場が内定している埼玉県草加市在住の車いすバスケットボール女子の財満(ざいま)いずみ選手(27)と車いすフェンシングの藤田道宣選手(37)らが17日、草加市役所を訪問し、健闘を誓った。 2人と…

 8月下旬に開幕するパリ・パラリンピック大会への出場が内定している埼玉県草加市在住の車いすバスケットボール女子の財満(ざいま)いずみ選手(27)と車いすフェンシングの藤田道宣選手(37)らが17日、草加市役所を訪問し、健闘を誓った。

 2人とも、3年前の東京大会に続く出場。東京大会後に、より良い結果を残すため、生活や練習の環境を変えようと、それぞれ草加市に移住したという。

 アシスタントコーチとして参加する市在住の森田俊光氏(54)から指導を受けている財満選手は「練習はつらいが、いい結果を報告できるよう頑張りたい」。車いすフェンシング日本代表キャプテンを務める藤田選手は「団体でメダルを取りたい」と抱負を語った。

 山川百合子市長は「市民が世界の舞台で戦う姿を、みんなで応援したい」と話した。(伊藤悟)