2027年の第81回国民スポーツ大会(国スポ)について、宮崎県は17日、県内での開催が正式に決まったと発表した。大会期間は同年9月26日から10月6日の11日間。国スポの開催が決まり、第26回全国障害者スポーツ大会(障スポ)の開催も決まっ…

 2027年の第81回国民スポーツ大会(国スポ)について、宮崎県は17日、県内での開催が正式に決まったと発表した。大会期間は同年9月26日から10月6日の11日間。国スポの開催が決まり、第26回全国障害者スポーツ大会(障スポ)の開催も決まった。

 国民スポーツ大会は、国民体育大会(国体)の新名称。県の宮崎国スポ・障スポ局によると、大会は同協会と県、文部科学省が主催し、一部競技を除き県内で開催される。1979年に続いて48年ぶりの県内開催で、得点の対象となる37の正式競技、特別競技1、公開競技6。37のデモンストレーションスポーツを含め、県内全26市町村で行われるという。

 開催にかかる経費は、新宮崎県陸上競技場(都城市)など主要施設の建設や競技力向上など総額約668億円を見込んでいる。

 17日は県庁の同局前の手作りのカウントダウンボードに、「あと1166日」と日数が入り、懸垂幕(長さ12メートル)も掲げられた。

 河野俊嗣知事は「国内最大のスポーツの祭典を機に、『スポーツランドみやざき』の更なる発展を図り、全国のモデルとなるような大会を目指して、準備を進めてまいります」などとコメントした。(奥正光)