(第106回全国高校野球選手権山梨大会準々決勝 東海大甲府4―1山梨学院) 昨春の選抜大会を制した山梨学院と、昨夏の甲子園代表の東海大甲府による好カードが山梨大会の準々決勝で実現し、東海大甲府に軍配が上がった。 東海大甲府は二回に2点を先制…

(第106回全国高校野球選手権山梨大会準々決勝 東海大甲府4―1山梨学院)

 昨春の選抜大会を制した山梨学院と、昨夏の甲子園代表の東海大甲府による好カードが山梨大会の準々決勝で実現し、東海大甲府に軍配が上がった。

 東海大甲府は二回に2点を先制。山梨学院は五回に1点を返したが、東海大甲府は直後に4番打者の岡田翔豪の2点本塁打で突き放した。東海大甲府の左腕・鈴木蓮吾は六回以降、相手に得点を与えなかった。

 東海大甲府は昨夏、8年ぶりの優勝を飾った。甲子園では専大松戸(千葉)に敗れ、初戦敗退した。監督は今春、村中秀人氏から同校野球部出身で元プロ野球選手の仲沢広基氏に交代。新体制で臨む初めての夏の大会だ。

 山梨学院は昨春の選抜で初優勝。夏は甲子園出場は逃したが、昨秋の県大会を制し、関東大会は準優勝。今春の選抜では8強入りし、春の県大会でも優勝した。今夏は2022年以来、2年ぶりの優勝を狙っていた。