(17日、第106回全国高校野球選手権佐賀大会3回戦 佐賀学園3―4嬉野) 嬉野は2年生エースの林龍之介投手が投打に活躍し、2年連続で8強に進んだ。大会前に体調を崩し、初戦は4回を投げてバテバテだったという。雨で日程がずれて体調も戻り、「…

 (17日、第106回全国高校野球選手権佐賀大会3回戦 佐賀学園3―4嬉野)

 嬉野は2年生エースの林龍之介投手が投打に活躍し、2年連続で8強に進んだ。大会前に体調を崩し、初戦は4回を投げてバテバテだったという。雨で日程がずれて体調も戻り、「直球がよかった」と身長187センチの長身から投げ込んで完投。最後の打者から空振り三振を奪った速球は141キロと、球威は落ちなかった。

 9番打者で2安打し、八回は右越え二塁打で決勝点を挙げた。高校入学後に投手をはじめ、植松幸嗣監督は「まだ打撃まで頭が回っていない。来年は4番に座ってほしい」と期待する大型選手だ。(森田博志)