◆プロボクシング 「フェニックスバトル 119」 ▽アジア最強ライト級(61・2キロ以下)トーナメント準決勝8回戦 今永虎雅―マービン・エスクエルド(18日、東京・後楽園ホール) 「フェニックスバトル 119」の計量が17日、東京ドームシテ…

◆プロボクシング 「フェニックスバトル 119」 ▽アジア最強ライト級(61・2キロ以下)トーナメント準決勝8回戦 今永虎雅―マービン・エスクエルド(18日、東京・後楽園ホール)

 「フェニックスバトル 119」の計量が17日、東京ドームシティ内の「blue―ing!」で行われた。アジア最強ライト級トーナメント準決勝に出場する日本同級5位の今永虎雅(たいが)=大橋=は61・0キロで1発パスした。対戦するマービン・エスクエルド(フィリピン)は61・9キロで1度目の計量は700グラムオーバー。再計量でリミットの61・2キロまで落とし、かろうじてパスした。

 今永は奈良・王寺工高時代、高校史上初の8冠を達成。東洋大でも2冠を獲得し、アマチュア10冠を果たした。22年6月にプロデビューし、順調に白星を重ねている。今大会では初戦でマ・シャン(中国)に1回TKO勝ちした。KO賞30万円も懸かる準決勝に向け、相手が最初の計量でオーバーには「え~って感じ」と苦笑い。最終的には試合が成立し「もちろんKOで勝ちます」と意気込んだ。優勝賞金500万円獲得を目指し、決勝進出を狙う。

 戦績は24歳の今永が5勝(4KO)、28歳のエスクエルドが17勝(11KO)3敗1分け。

 試合はLeminoで生配信される。