(17日、第106回全国高校野球選手権京都大会3回戦 日星5―0洛東) 「最後に決めてやろうと狙ってました」。日星の捕手、石井大希さん(2年)はそんな気持ちで右打席に入った。 八回裏2死走者なし。内側に来た3球目のスライダーを振り抜くと、…

 (17日、第106回全国高校野球選手権京都大会3回戦 日星5―0洛東)

 「最後に決めてやろうと狙ってました」。日星の捕手、石井大希さん(2年)はそんな気持ちで右打席に入った。

 八回裏2死走者なし。内側に来た3球目のスライダーを振り抜くと、打球は左翼席へ。ソロ本塁打となった。

 投手の清水天道さん(3年)は洛東に1点も与えず、味方打線もつながった。「めっちゃいい試合だった」と喜んだ。

 チームの合言葉は「舞鶴から甲子園」。4回戦では乙訓と対戦する。「次もいつも通りに自分たちの野球をやるだけ」。淡々とそう話した。(北川学)