日本高校野球連盟は16日までに、今春から導入した新基準の金属製バットについて、複数社が販売したものが民間の製品安全基準(SG基準)で定める音響基準に違反していることが明らかになったと発表した。 対象になるのはエスエスケイ、イーストン、ミズ…

 日本高校野球連盟は16日までに、今春から導入した新基準の金属製バットについて、複数社が販売したものが民間の製品安全基準(SG基準)で定める音響基準に違反していることが明らかになったと発表した。

 対象になるのはエスエスケイ、イーストン、ミズノ、ゼットの4社が販売する一部の新基準バット。反発力に影響はない一方で、長く使用し続けていると聴力に悪影響を与える可能性があるという。すぐに使用禁止とはしないが、加盟校には対象バットのリコールに対応するよう求めた。新基準バットは試合中の事故防止などのために導入された。詳細は日本高野連のホームページで確認できる。