「ボクシング・ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、有明アリーナ) ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、9月3日に東京・有明アリーナで、元IBF世界同級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)との防衛…

 「ボクシング・ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、有明アリーナ)

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、9月3日に東京・有明アリーナで、元IBF世界同級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)との防衛戦に臨むことが16日、発表された。WBC・WBO王座は3度目、WBA・IBF王座は2度目の防衛戦で、都内で会見した尚弥は「触れさせない」をテーマに掲げて完封劇を宣言した。

 以下、井上尚弥との一問一答。

  ◇  ◇

 -ドヘニーについて。

 「最近すごくいい試合をしているので、気を抜けない相手だなと率直に思った。試合本番を通して実力をすごく発揮する選手という印象」

 -ドヘニーは当日のリカバリーが大きい。

 「どれだけ体重を増やそうが、フィジカル勝負をして来ようが、スピード勝負で触れさせなければ問題ないと思うし、ボクシングは体のデカさ、パワーだけじゃないというところは理解しているので、うまく考えながら戦いたい」

 -今や倒し方まで求められるのでは。

 「リングに上がれば必ず面白くなるんじゃないですか、自分のボクシングは。12ラウンド脚を使って戦おうなんて思ってないし」

 -海外メディアからは相手として物足りないとの声も。

 「この試合を終えて引退するわけでもなく、階級を変えるわけでもないので、楽しんで待っててくれと」

 -試合間隔が2017年以来の短さになった。

 「体的なものは多少変わってきているのは感じているけど、しっかりとカバーをするキャリアを積んできていると思うので、プラスに考えてやっていきたい」