「ウエスタン、オリックス2-3阪神」(16日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲) 左肩肩甲骨の骨折から復活を目指す阪神・木浪が1カ月ぶりに実戦復帰した。死球を受けた6月15日のソフトバンク戦以来となる試合に「2番・遊撃」で出場。攻守とも…

 「ウエスタン、オリックス2-3阪神」(16日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)

 左肩肩甲骨の骨折から復活を目指す阪神・木浪が1カ月ぶりに実戦復帰した。死球を受けた6月15日のソフトバンク戦以来となる試合に「2番・遊撃」で出場。攻守ともに状態を確認し、球宴明けの1軍合流へ向けて、順調な回復をアピールした。

 「間隔が空いていたんで、どうかなと思っていたんですけど、思ったよりも反応できていた。守備も打球処理など良かったと思います」

 スタメン発表で名前がアナウンスされると、スタンドからは歓声と拍手が起こった。注目の第1打席は初回無死一塁。1ボールからの2球目、芦田の147キロ直球に反応したが、左飛となった。1点を追う三回1死二塁の好機で迎えた第2打席は際どいボールを見極めて四球。つなぎの役割をしっかりと果たした。

 守備でも初回の二ゴロ併殺を含め、3度の守備機会を無難にこなし、四回の守備から交代した。今後は17日のウエスタン・オリックス戦で5イニング、18日の同戦ではフル出場する予定。「今日みたいにしっかりやることをやって、しっかり準備したい」と実戦感覚を取り戻していく。