(16日、第106回全国高校野球選手権大分大会2回戦 大分国際情報6―1大分西) 天候不良で対戦が延びた16日の第1試合。大分国際情報のエース・寺尾凌太投手は、9回を被安打9、失点1、無四死球で完投した。 調子は悪くなかったが、相手打線に五…

(16日、第106回全国高校野球選手権大分大会2回戦 大分国際情報6―1大分西)

 天候不良で対戦が延びた16日の第1試合。大分国際情報のエース・寺尾凌太投手は、9回を被安打9、失点1、無四死球で完投した。

 調子は悪くなかったが、相手打線に五回まで毎回安打を許した。青木誠悟捕手も「直球はいつも通り伸びがあった。決め球の変化球も切れがよかった」と振り返る。

 投球に気合が入ったのは六回裏2死からだった。140キロ超を次々と投げ込んだ。「ギアを上げた」と寺尾投手。2死から打たれていたのを修正したという。

 寺尾投手は「これまでで(変化球の切れが)一番よかった」と話す。「目標は4強以上、『一番いい』をこれからも積み上げる」と次を見据えた。(大村久)