(16日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 宇都宮清陵4―11茂木) 一回裏、茂木の佐々木雅也(3年)が会心の二塁打で岡田真人(3年)らを生還させ2得点。大きくガッツポーズを決めた。 文武両道が身上の2人。夕方、練習が終わると校舎…

(16日、第106回全国高校野球選手権栃木大会1回戦 宇都宮清陵4―11茂木)

 一回裏、茂木の佐々木雅也(3年)が会心の二塁打で岡田真人(3年)らを生還させ2得点。大きくガッツポーズを決めた。

 文武両道が身上の2人。夕方、練習が終わると校舎内の町営「ゆずも塾」に駆けつけ、午後8時半まで勉強するのが日課だ。

 「野球もガチでやりたいし、勉強で将来を豊かにしたい」と佐々木。岡田も勉強があることで練習時間をより貴重に感じ、士気が上がるという。先輩たちも希望の大学へ進学した同塾。関係者らが、2人の活躍に注目しているという。

 勝ち抜いた初戦で課題が見えた2人。「初回の守備を大事にし、機動力を使い勝利をもぎ取りたい」(高橋淳)