「西武1-2オリックス」(16日、ベルーナドーム) オリックスは延長十回に勝ち越し、勝利を決めた。 同点の延長十回2死から福田が左翼線二塁打を放ち出塁すると、続く太田が松本から左前適時打を放ち、これが決勝点となった。 14日・ロッテ戦の八…

 「西武1-2オリックス」(16日、ベルーナドーム)

 オリックスは延長十回に勝ち越し、勝利を決めた。

 同点の延長十回2死から福田が左翼線二塁打を放ち出塁すると、続く太田が松本から左前適時打を放ち、これが決勝点となった。

 14日・ロッテ戦の八回からこの日の五回まで16イニング連続無得点だったが、1点を追う六回にようやく点が入った。1死から太田が中前打で出塁。その後、2死一塁から紅林が12球粘って四球を勝ち取る。2死一、二塁から打席には西川。カウント1-1から渡辺が投じたスプリットを強振し、打球は右翼線を深々と破る適時二塁打となり、同点となった。

 打った西川は「得点圏で打つことができて、なんとか追いつくことができたので良かったです」とコメントした。

 先発の田嶋は6回5安打1失点と試合を作った。前回先発した9日・ソフトバンク戦同様、ワインドアップ投法で投げ進めた左腕。四回まで無失点投球を続け、安定感が光っていた。

 五回に先頭の外崎に左中間へ二塁打を打たれ、その後1死三塁から源田に先制の中犠飛を献上。六回は無失点に抑え、計102球の力投だった。「今日はストライク先行で、ゾーンで勝負することができました。久しぶりのベルーナドームでのマウンドでしたが、ゲームを作ることができましたし、先発としての最低限の仕事はできたのかなと思います」と振り返っていた。