「巨人2-1阪神」(16日、東京ドーム) 阪神の先発、才木浩人投手は8回9安打2失点、9奪三振だったが、打線の援護なく、3敗目を喫した。 初回はいきなりピンチを迎えた。先頭の丸に中前打を許し、吉川は粘られて四球。続くヘルナンデスは空振りに…

 「巨人2-1阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神の先発、才木浩人投手は8回9安打2失点、9奪三振だったが、打線の援護なく、3敗目を喫した。

 初回はいきなりピンチを迎えた。先頭の丸に中前打を許し、吉川は粘られて四球。続くヘルナンデスは空振りに斬ったが、岡本和の適時打で先制点を献上した。さらに大城の適時打で2点目を与えた。昇格後初スタメンだった岡田にも粘られて四球を与えるなど、38球を投じる苦しい立ち上がりとなった。

 それでも1点差まで詰め寄った二回は、安打をゆるしながらもわずか8球で料理。三回は1死満塁のピンチから二者連続三振。四回から六回までは出塁を許さず、本塁を踏ませなかった。七回もも申告敬遠を含む2死満塁の場面を右飛に打ち取った。この時点で114球。八回にもマウンドに上がり今季最多の計133球で投げきり、133球目も151キロで丸を右飛に打ち取り、0に抑えた。

 キャリアハイの9勝目までは3度足踏み。東京ドームでは22年の支配下復帰後、3試合に登板して2勝0敗だった。