「巨人2-1阪神」(16日、東京ドーム) 阪神は首位・巨人に0・5ゲーム差と迫った状況で迎えた一戦だったが、接戦を制すことはできなかった。 先発の才木は初回、先頭の丸に安打を浴び、吉川尚へは四球でピンチを招くと、岡本に先制適時打を献上。続…

 「巨人2-1阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神は首位・巨人に0・5ゲーム差と迫った状況で迎えた一戦だったが、接戦を制すことはできなかった。

 先発の才木は初回、先頭の丸に安打を浴び、吉川尚へは四球でピンチを招くと、岡本に先制適時打を献上。続く大城卓にも適時二塁打を浴び、いきなり2失点の立ち上がりとなった。

 それでも二回、三回はピンチを背負いながらも無失点に。四回、五回、六回は三者凡退と徐々に調子を上げた。八回までマウンドに上がり、最後もピンチを背負いながら、133球目の151キロで丸を右飛に打ち取った。

 打線は2点を先制された直後の二回。山崎伊から大山の左前打、前川の右前打などで2死一、二塁となると、小幡の適時打で1点を返した。三回以降も好機をつくったが、けん制死などのミスもあり、得点に結びつかず。熱投を見せた才木にまたしても勝ち星をつけられなかった。