バイエルンは今夏の移籍市場でU-21フランス代表FWマティス・テル(19)を売却する予定はないようだ。 テルは2022年夏にスタッド・レンヌからバイエルンへ加入。2年目となった昨シーズンは公式戦41試合に出場して10ゴール6アシストを記録…

バイエルンは今夏の移籍市場でU-21フランス代表FWマティス・テル(19)を売却する予定はないようだ。

テルは2022年夏にスタッド・レンヌからバイエルンへ加入。2年目となった昨シーズンは公式戦41試合に出場して10ゴール6アシストを記録した。

上々の成績を残す一方で、チームには絶対的な存在であるFWハリー・ケインがいる影響で、先発の機会は限られたものに。ブンデスリーガでは終盤こそ先発数が増加したものの、シーズントータルでのスタメンは6試合にとどまった。

今年3月には2029年6月までの契約延長が発表されたが、こうした扱いもあり今夏の移籍市場で新天地に移る可能性が浮上。特にプレミアリーグ方面からの関心が噂されていた。

しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バイエルンにテルを放出する意思はまったくないとのこと。ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したクラブは、テルを重要な戦力とみなしているようだ。

テルもまた、新監督の下でのチャレンジに意欲を燃やしている模様。選手に移籍の意思がない以上、新シーズンもバイエルンでプレーする姿が見られるのは間違いないだろう。