「巨人-阪神」(16日、東京ドーム) 前日に行われたOB戦に続き、この日の試合前にもレジェンドによるOB1打席対決が行われた。 阪神は井川慶氏(本紙評論家)、巨人は高橋由伸氏が登場し、現役時代もしのぎを削った2人が対戦した。 初球は外角低…

 「巨人-阪神」(16日、東京ドーム)

 前日に行われたOB戦に続き、この日の試合前にもレジェンドによるOB1打席対決が行われた。

 阪神は井川慶氏(本紙評論家)、巨人は高橋由伸氏が登場し、現役時代もしのぎを削った2人が対戦した。

 初球は外角低めにストライク。2球目は高めに浮いて、ボールとなった。3球目も内角高めにボール。4球目も高めに外れてボールとなった。カウント3-1となったが場内アナウンスで「これ以上はボールカウントは増えません」とルールが発表され、笑いが起こった。

 5球目もボールだったが、ノーカウント。6球目は高めを空振り。7球目はファウルとなった後に、最後は井川氏が空振り三振に抑えた。

 15日のOB戦でも井川氏が高橋氏を遊ゴロ併殺打に打ち取っていた。対決後には井川氏が「もっといい球を投げたかったんですけど、これが精いっぱいでした」と苦笑い。高橋氏は「昨日の対戦もそうですけど、今日も対戦成績(の悪さ)。あとは、自分の現実をたたきつけられました」とお手上げの様子だった。

 これから試合を行う後輩たちにむけて井川氏は「タイガース調子いいのでこのまま突き進んでほしい」とエールを送り、高橋氏は「昨日は完封されてる。今日は打線の爆発を期待したい」と、語った。