「ソフトバンク-ロッテ」(16日、みずほペイペイドーム) 連敗脱出へ、ソフトバンクが奇襲だ。 プロ6試合目の出場となる2年目の吉田賢吾捕手(23)を「2番DH」でスタメン起用した。 打撃を買われて7月5日に1軍デビューを果たしたばかりの右…

 「ソフトバンク-ロッテ」(16日、みずほペイペイドーム)

 連敗脱出へ、ソフトバンクが奇襲だ。

 プロ6試合目の出場となる2年目の吉田賢吾捕手(23)を「2番DH」でスタメン起用した。

 打撃を買われて7月5日に1軍デビューを果たしたばかりの右打者。ここまで2度のスタメンを含む5試合に出場して10打数2安打、打率.200の成績だが、打撃の対応力の評価は高く、村松1軍打撃コーチも「左投手に強いし、そんなに強引な打撃をしない。センター方向へ確率の良い打撃をしてくれる」と期待を寄せた。

 吉田は「2番打者はウエスタンでも経験がない。でも、小久保監督からも『2番だからといって、変なことはしなくていい。いつも通り行け』と声をかけてもらっている。つなぎの打撃よりも自分の打撃をしたい。思いきっていきたい」と意気込んだ。

 ソフトバンクは首位を走っているが、7月に入ってからは3勝8敗と低調。一方で対戦相手の2位・ロッテは同月9勝3敗の快進撃。両チームのゲーム差は「6」まで縮まっている。

 以下、両チームのスタメン。

【ソフトバンク】

(遊)今宮

(指)吉田

(三)栗原

(一)山川

(左)近藤

(右)正木

(中)柳町

(捕)甲斐

(二)牧原大

(投)有原

【ロッテ】

(右)藤原

(二)藤岡

(捕)佐藤

(指)ソト

(左)ポランコ

(三)中村奨

(中)高部

(一)安田

(遊)友杉

(投)メルセデス