◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーライト級(63・5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦 暫定王者イスマエル・バロッソ―同級7位・平岡アンディ ▽東洋太平洋ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッリ12回戦 王者・佐々木尽―カミル・バラ…

 ◆プロボクシング ▽WBA世界スーパーライト級(63・5キロ以下)挑戦者決定戦12回戦 暫定王者イスマエル・バロッソ―同級7位・平岡アンディ ▽東洋太平洋ウエルター級(66・6キロ以下)タイトルマッリ12回戦 王者・佐々木尽―カミル・バラ ▽日本スーパーバンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・下町俊貴―同級3位・津川龍也(9月3日、東京・有明アリーナ)

 大橋ジムは16日、都内で会見を開き、9月3日、有明アリーナでダブル世界戦を行うことを発表した。メインは世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)とTJ・ドヘニー(アイルランド)の一戦。アンダーカードではWBAスーパーライト級挑戦者決定戦が行われる。暫定王者のイスマエル・バロッソ(ベネズエラ)と元WBOアジアパシフィック・同級王者でWBA世界同級7位、IBF世界同級12位の平岡アンディ(大橋)が戦う。

 平岡はガーナ人の父・ジャスティス・トレーナーとともに初の世界戦に臨む。18年に日本ユース・スーパーライト級初代王者、21年にはWBOアジアパシフィック、日本同級王座決定戦を制し、2冠を達成。昨年、2つの王座を返上し、世界挑戦へ準備を整えていた。今年1月、王座決定戦でオハラ・デービス(英国)に1回TKO勝ちして、WBA暫定王者となったバロッソと正規王者との戦いを懸けた大一番に臨む。

 そのほか、東洋太平洋タイトルマッチ12回戦ではWBOアジアパシフィックとの2冠王者である佐々木尽(八王子中屋)が同級10位のカミル・バラ(オーストラリア)との初防衛戦を行う。日本スーパーバンタム級(53・5キロ以下)下町俊貴(グリーンツダ)は同級3位の津川龍也(ミツキ)と3度目の防衛戦に臨む。

 27歳の平岡が23戦全勝(18KO)、41歳のバロッソが25勝(23KO)4敗2分け。

 22歳の佐々木は17勝(16KO)1敗1分け、カミルが15勝(8KO1敗1分け。

 27歳の下町が18勝(12KO)1敗3分け、23歳の津川が13勝(9KO)1敗。

 試合はLeminoで生配信される。