「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ-ナ・リーグ」(16日、アーリントン) ドジャースの大谷翔平選手はホームランダービー前にフリー打撃は行わなかった。外野で球拾いを行い、終了後にはフィリーズのブライス・ハーパーと一緒に笑顔で談笑しながら…

 「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ-ナ・リーグ」(16日、アーリントン)

 ドジャースの大谷翔平選手はホームランダービー前にフリー打撃は行わなかった。外野で球拾いを行い、終了後にはフィリーズのブライス・ハーパーと一緒に笑顔で談笑しながら引き揚げた。

 フィリーズはナ・リーグ東地区の首位を快走しており、プレーオフ進出を目指す上でのライバル。球宴前の3連戦ではスイープを食らってしまった。だがオールスターでは同じチームと言うこともあり、言葉を交わしながら親交を深めた。

 今回のオールスターに際して大谷は「同じリーグの人と話せるのは(普段)ないことだと思います。ベンチもそうですけど、クラブハウスも一緒に過ごすことはないと思うので」と語っていた大谷。「まだ初日なのでそんな話してないですけど、みんな思ったより柔らかい雰囲気の人が。球場で見てるより、やっぱり実際に話した方がそうだなと思います」と話していた。

 本塁打競争ではベンチ前に敷かれたピンクカーペット上に設置されたソファで今永昇太投手と一緒に観戦。ボームの特大の一発には驚きの表情を浮かべていた。