(15日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 加古川北4―1川西北陵) 加古川北の左翼手・森井遼太郎選手(3年)が、9回サヨナラ負けのピンチを会心のバックホームで防いだ。 川西北陵は九回2死二塁から峯村康聖選手(2年)が左前安打。…

 (15日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 加古川北4―1川西北陵)

 加古川北の左翼手・森井遼太郎選手(3年)が、9回サヨナラ負けのピンチを会心のバックホームで防いだ。

 川西北陵は九回2死二塁から峯村康聖選手(2年)が左前安打。二塁走者が一気に本塁を狙ったが、森井の正確な送球でタッチアウトに。勢いに乗った加古川北はタイブレークの十回に3点をあげ、雨中の接戦を制した。

 森井選手は「今までで一番の送球。打撃で活躍できなかったので絶対に刺してやると思っていた」。

 岩崎誠司監督は「森井は3年生の中でもっとも熱心に練習してきたひとり。そのひたむきさの成果が出た。野球の神様は見てくれているのだと思った。でも本当にしびれました」。