「巨人0-2阪神」(15日、東京ドーム) 巨人が2戦連続、今季14回目の完封負けを喫した。4位・阪神と1・5ゲーム差で迎えた一戦。苦手にしている阪神の先発・ビーズリーにこの日も苦戦し、なかなか得点チャンスもなかった。 試合は二回、5月25…

 「巨人0-2阪神」(15日、東京ドーム)

 巨人が2戦連続、今季14回目の完封負けを喫した。4位・阪神と1・5ゲーム差で迎えた一戦。苦手にしている阪神の先発・ビーズリーにこの日も苦戦し、なかなか得点チャンスもなかった。

 試合は二回、5月25日・阪神戦(甲子園)以来の先発となった赤星が、2死一、三塁から左翼線に2点適時二塁打を浴びた。結果的に赤星は5回4安打2失点で6敗目(0勝)。白星が遠いシーズンとなっている。

 一方、前日のDeNA戦で完封負けを喫した打線は、この日もホームが遠かった。初回、先頭の丸が中前打を放ったが、後続が倒れると、以降も要所を抑えられた。

 ビーズリーには前回5月25日の対戦(甲子園)でも6回3安打無失点。同戦の試合後、阿部監督は「今後も投げてくると思うので、しっかり対策を練ってやりたい」と話していたが、なかなか攻略の糸口が見えない。中継ぎ登板もあった昨季を含め、5度の対戦で18回2/3をいまだに得点を奪えていない。

 1位から4位まで1・5ゲーム差と歴史的な大混戦が続くセ・リーグ。1日の勝敗で順位がめまぐるしく変わるだけに、まずは連敗を止めたい。