(15日、第106回全国高校野球選手権京都大会 福知山成美1―0城南菱創) 継続試合となった福知山成美との戦いで惜敗した城南菱創の主将、古高大惺さん(3年)は「ぼくらのような公立校でも私学の強豪と勝負ができることを示せた」と晴れやかに話し…

 (15日、第106回全国高校野球選手権京都大会 福知山成美1―0城南菱創)

 継続試合となった福知山成美との戦いで惜敗した城南菱創の主将、古高大惺さん(3年)は「ぼくらのような公立校でも私学の強豪と勝負ができることを示せた」と晴れやかに話した。

 六回の打席では、チーム唯一の長打となる二塁打を放った。1点を追う九回は先頭打者で「何としても出塁する」と打席に立ったが三振。「相手投手は最後にギアを上げてきた」と潔くたたえた。

 好投した辻川璃人さん、4番打者の明石直人さんはともに1年生。「まだまだ発展途上のチーム。潜在能力はあると思うので、ぼくらより上に行ってほしい」と後輩に期待を込めていた。(滝川直広)