「米女子ゴルフ・エビアン選手権・最終日」(14日、エビアン・リゾートGC=パー71) 首位と1打差の2位から出た古江彩佳(24)=富士通=が逆転でメジャー初Vを飾った。日本勢のメジャー制覇は、今年の全米女子OPで2度目の優勝を果たした笹生…

 「米女子ゴルフ・エビアン選手権・最終日」(14日、エビアン・リゾートGC=パー71)

 首位と1打差の2位から出た古江彩佳(24)=富士通=が逆転でメジャー初Vを飾った。日本勢のメジャー制覇は、今年の全米女子OPで2度目の優勝を果たした笹生に続き、史上4人目の快挙だ。

 表彰式では上空から日の丸の国旗が降りてくる演出がなされ、古江は体にまいた。君が代が流れた後のスピーチでは「優勝できて本当にうれしい。この大会が始まって30周年、メジャーになってから10周年に優勝できて本当にうれしいです。この大会は本当にたくさんのギャラリーさんに来てくださって、本当にたくさんのサポートをしていただいて。スポンサーの皆さん、コースのみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。あと私はピンクが大好きなので、この大会で優勝できてうれしいなと思います」とスピーチし、大きな拍手を浴びていた。

 前半で2打差をつけられた古江だが、「最後まで自分を信じて」と我慢のゴルフを続け、14番から3連続バーディーを奪って流れをつかんだ。最終18番パー5では右ファーストカットからの2打目で見事にグリーンをとらえ、ピン横4メートルのイーグルチャンスにつけた。最後は冷静にイーグルパットを決めて逆転。日本勢史上4人目の優勝を果たした。